きょう未明、茨城県南部を震源とするマグニチュード5.1の地震がありました。
けさの報道を見ている限り、さほど大きな被害はなかったようです。一安心です。
昨夜は夫婦共に夜更かしをしていて、Twitterで地震について知り、すぐさまテレビを付けて被害状況を確認しました。(ちなみに、うちは揺れとは無縁の地域です)
そこで、妻がぽつり。
「いま大地震が起きて避難が必要になったら、どうなるんだろうね」
新型コロナウイルスが蔓延する最中、避難が必要なお年寄りが避難所に押し寄せるのは、リスクが高すぎます。
実際のところ、今回もまた「想定外の出来事」じゃ済まされませんよね。
コロナの蔓延は大都市から
共同通信の最新のまとめ(4月11日18時半現在)によりますと、新型コロナウイルスの国内の感染者の数は、計6159人で前日比634人の増(̟+10.3%)。
このうち、最も多いのが東京の1705人(前日比189人増)。次いで大阪の696人(同80人増)、神奈川437人(同56人増)、千葉388人(同33人増)、埼玉337人(同53人増)、兵庫316人(同29人)などと続きます。
これらの都府県は、いずれも政府が発令した「緊急事態宣言」の対象自治体。関東、関西の人口が集中している大都市圏と重なります。
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ウイルスを運ぶ人の動きが激しい大都市圏の方が新型コロナウイルスの感染拡大のスピードが速いことがよく分かります。
最悪の事態が起きないことを願うばかり
まだ記憶に新しい熊本の地震では、前震の2日後に、よりマグニチュードの高い本震が同じ地域を襲いました。
このあと、何事もないことを願うばかりです。
災害などの万一の事態を想定すると、東京圏への集中はやはり異常に思えます。(首都直下地震は、「万一」というほど発生確率は低くないんでしょうし)
東京新聞の昨年の記事によると、全国1億2470万人のうち、東京だけで1310万人。神奈川は890万人、埼玉720万人、千葉610万人。全人口の2割強です。
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今こそ働き方を見直すべきでしょう
新型コロナウイルスが流行したことで、保育所頼みの子育てや過密すぎる満員電車、無駄な出社・残業…等々、改善すべき働き方の課題が浮き彫りになったと思います。
インターネット環境があれば、どこでも仕事ができる時代です。
いまだにオフィスに出社しないとできない仕事もあると言いますが、それをどうやったらなくせるかを考えた方が合理的な気がします。
わたしは田舎のしがない個人事業主なので、農業をやりながら、自宅でできる仕事を細々とやっていこうかと思っています。