世間は新型コロナウイルスに翻弄されていますね。
自宅と研修先の農家さんのところを行き来しているわたしたち夫婦には、さほど大きな影響はないんですが。
東京をはじめ各地で感染拡大に歯止めがかからない状況を見ていると、先の見えないトンネルの中にいるようですね。
一体いつになったら、日常が戻ってくるんでしょうか。
生活必需品の争奪戦
人口密度がスッカスカな田舎に住んでいると、どうしても緊張感に欠けてしまうんですが。
ドラッグストアやスーパーでは、いまだマスクの在庫が切れたまま。
一時、棚から姿を消したトイレットペーパーは戻ってきましたが、社会の教科書で目にした「オイルショック」を彷彿としました。
本当に、あんなになっちゃうんですね。人間って
普通にトイレットペーパーの在庫が底をつきそうになっていたわが家。なんとも、切ない思いをしました。
最終的に、実家から緊急支援物資が届き、難を逃れました。
あらゆる店舗からトイレットペーパーがなくなるって、一体どういうことなのか。
いまだに解せません…(マスクじゃあるまいし、転売はできないもんな~ほんと、何がどうなったら、こうなるのか)
暮らしを脅かすコロナ
人の命だけでなく、生活必需品も、娯楽も、仕事も奪ってしまうコロナ。
現代の暮らしを脅かす、本当に恐ろしい存在です。
この先、リーマンショックを上回る規模の経済危機になりうるとも言われ…
こんな時に脱サラして新規就農なんて大丈夫なのか?
と、不安になりつつ。
こうなったら田舎で自給自足が最強じゃない?
とも、思ってみたり。
ま、うちは今のところ、イチゴしか育ててないので、ただ田舎に住んでるだけなんですが…(今年からできる範囲で、米と野菜づくりに挑戦してみるつもりではあります)
「おいしい」瞬間の尊さ
日本経済の最後の起爆剤のはずだった東京五輪も先送りされ…この先、どうなっちゃうのか分かりませんが。
うちで「自粛」していると、思うんです。
おいしいものを食べているときが一番幸せだな~
って。
食べなきゃ死んじゃうわけだから、皆なにかしら食べますもんね。
最終的に、「おいしい」って思う瞬間がなにより尊い気がします。
やっぱり食べ物をつくる仕事って、いいですね。
ということで、明日からの研修も頑張ります。