皆さん、SNSはお好きですか?
わたしは正直言って苦手です。というか、好きか嫌いかでいうと、嫌いでした。
友達がこの週末を誰と、どこで、どう過ごしているかなんて、知るか!…と言いつつ、見ちゃったりするんですよね~。そんなことに大切な時間を費やすなんてもったいない!
実際、勤め始めてからは、FacebookやTwitterのアカウントは放置してました(ただ単に激務だったので、自然と疎遠になっていった、という方が正しいかもしれません)。
そんなわたしがTwitterを始めました
会社をやめて新規就農するにあたり、Twitterのアカウントを開設しました。
じゃん!
こちらで農家さんたちと交流しつつ、ブログの広報活動をしています。
それで気が付きました。
「SNSって本来こうやって使うツールだったんですね」
ようするに、同じ目的や趣味の人たちとつながって、交流したり情報交換したりするために利用するってこと。
「新規就農者の皆さん知ってますかー?JAのこんな補助金があるんですよ」といったツイートがタイムラインに流れてきて、「ええええ。なにそれ、知らなかったー!!!まじ感謝😭」なんてこともありました。
得することはあっても、損することはないような気がしています。
個人がインフルエンサーになれる時代
わたしがフォローしている、とあるぶどう農家さんは、ものすごい数のフォロワーさんがいて、ファンクラブみたいになっています。
「自信作です🍇」と、収穫したぶどうの写真に添えてツイート
↓拡散!
購入した人が「立派なぶどうが届きました。食べ始めたら止まらない😂」と届いたぶどうの写真付きでツイート
↓拡散!!
農家さんが購入した人のツイートをリツイート
↓拡散!!!
てな流れで、の情報がものすごい勢いで拡散されていきます。
SNSを上手に活用すれば、自分自身が広告塔になれるという好例だと思います。
TwitterやFacebook、Instagramがなければ、こんなことありえないですもんね。
個人がインフルエンサーになれる時代なんだな~としみじみ感じていました。
会社の看板あっての自分
脱サラして会社の後ろ盾がなくなると、やっぱり社会に生きる上で、肩書って大事なんだな~と痛感します。
ほんと心もとないですよ、無職ってのは。
会社員時代はやっぱり、会社の看板あっての自分だったんだと思います。だって、「△△(会社名)のつくつく(仮名)です」って名乗ってましたもんね。
当然、「△△(会社名)の人」ではなくて、一個人「つくつく」としての信頼を築かなければ、仕事の成果を上げることはできません。
だけど、取引先が信頼を置ける「△△(会社名)」という所属先があるかないかでは、大きく違います。
所属先を持たないフリーランスは、オリジナルの看板で勝負しなきゃならんわけです。
自分を発信するチャンネルは持っておくべき
それでも、会社員として働くってのも、考えもんではあります。
自分の時間を犠牲にしてしゃかりきに働いても、所詮それは会社のための労働です。
わたしのように、ブラックな会社のために人生の大半を費やすよりは、やめてしまった方がいい場合もあるでしょう。
《関連記事》
その点、自分のことを発信するチャンネルを持てる今の時代は素晴らしいと思います。
だってSNSがない時代なら、地道に知り合いを1人ずつ増やして、自分という人間を売り込んでいくしか方法はなかったからです。
わたしも農家になるにあたって、自分のことを発信するツールをフル活用しています。
「しょぼい農業」への賛同者を集めて、応援してもらおうという魂胆です😁
本名をさらしているので、こちらでは紹介しませんが、InstagramとFacebookもフル稼働しています。
まだの方はぜひ、Twitterのフォローをお願いします🙇
twitter.com
それでは、つくつくでした。
農業をやるなら、この本をおすすめするよ
長野県東御市で新規就農をし、ゼロからワイナリーを立ち上げた蓮見よしあきさんの著書です。「SNSってどういうもの?」という初心者でも分かるように丁寧に書かれていて、何を、どのくらいの頻度で、どうやって使うべきかまで、詳しく解説されています。