先日、皮膚科がある病院を受診しました。
9月に引っ越してきたので、初めて受診する病院でした。
これまで、進学や転勤で転居を繰り返してきたので、これが5か所目。どちらも治療の方針は基本的に同じで、今回も大きな変更はありませんでした。
けれど、この病院を受診してから、すこぶる調子がいいんです。
それはどうしてなのか。自分なりに考察してみました。
アトピー治療は病院選びが大切
アトピーと上手に付き合っていく上で、病院選びは重要です。
けれど、以前のわたしは、「まぁ、良くもないけど、悪くはないか」くらいの気持ちで、同じ病院に通い続けていました。
薬をもらっておけば、悪化したときに歯止めをかけることができるので、精神的に安定します。だから、薬のストックが切れそうになったら、皮膚科へ行って薬をもらう。
それを繰り返しているうちに、「薬さえ出してくれれば、病院はどこでもいいや」という気になってしまうものです。
初めて出会えた「いい先生」
けれど、改善と悪化を繰り返すだけで、いつも前向きになれないでいました。
今回受診した病院の先生は、直観的にこう思いました。
「これまで診てくれた先生の中で一番いい」
何が違うのかというと、お医者さんがわたしの話に耳を傾けてくれるんです。そして、薬を処方する上で、きちんと理由を説明してくれました。
当たり前のようなことですが、こういう先生は初めてでした。
処方された薬については、これまでと大きな変化はありません。病院によって、扱う薬が違うので、それに従って入れ替えをする程度。
でも不思議なことに、「とりあえず、先生の言う通りにやってみよう」という気になるんです。
先生の言葉を信じてみよう
お医者さんから言われたのは、ざっと以下のようなことでした。
▽飲み薬は朝晩必ず飲むこと=飲んだり飲まなかったりだと効かない
▽「飲めば効果がある」と思って飲むこと
▽患部別にステロイドと保湿剤を併用すること
▽市販薬は使わないこと=余計なものは体に入れないようにする
▽就寝時は綿の手袋を着用すること=夜の掻き壊し防止策
夜の掻き壊し対策については、以下の記事で、詳しく紹介しています(先生からアドバイスがあった部分を補足しました)。
思えば、「今まで先生に言われた通りに、薬を使ったことがなかったな~」と。
子どもの頃は何も考えてなかったし、大人になってからも掻いちゃったところに薬を塗って応急処置をするという感じ。それで、市販の保湿剤を塗りたくって、肌の乾燥をごまかしていました。
頼れる医者がいる安心感
なにより、「うまくいかなかったら、先生に相談すればいいや」という安心感が大きいです。
日本アトピー協会のHPに、共感できる内容が記されていました。
病気を治すのは患者さん自身で、医師は「コーチ」であって場合によっては「修理屋」でもあるのです。
(中略)
医師は健康面で指導をしてくれるパートナーという意識がアレルギーを持っている方には必要です。
出典:日本アトピー協会HP(http://www.nihonatopy.join-us.jp/padyna/chiryo/ishitonotsukiai.html)
まずは、言われた通りにやることを徹底してみようと思います。
Twitterでアトピー専用アカウントも作りました。その後の経過については、こちらでつぶやこうかと思います。