こんばんは、農家見習いのつくつくです。きょうはりんごを収穫してきました。
手でガシッとつかみ、手首をひねるだけで、わりと簡単にもげます。
ただし、注意を要するポイントがあります。りんごの付け根の部分が抜けてしまうと、等級が落ちてしまうというのです。
冬場の剪定に始まり、やっと迎えた収穫の日。失敗は許されません!
要領のいい妻は、次から次へともぎとっていきます。あっという間にかごが埋まり、良品と不良品とに仕分ける作業に移ります。
不器用なわたしは、時にははさみも使って慎重に収穫します。もぎとった瞬間の喜びはひとしおですが、かごいっぱいに収穫したら「もうお腹いっぱい」という感じ。むしろ、仕分け作業の方が性に合います。
「おお~こりゃ立派だ」。なんて、小言を口にしながら出荷用のコンテナに並べていきます。きれいに3段積み上げられたときの達成感は何とも言えません。
2人で作業しているうちに、妻→収穫専門、わたし→仕分け専門と役割分担されました。
それぞれ得意に特化することで最高のパフォーマンスが生み出せる。これはまさに、経済学で言う「比較優位」ってやつですね!
夫婦で農業をやる場合、こうやって上手に分担することが大切なんじゃないかと。効率的に作業が進むだけでなく、その方が仕事を楽しめますしね。
家事も役割分担
この法則、家事に適用すると、これまたいいんですね~。
料理は妻、洗濯はわたし、掃除は妻…という風にざっくり分担するのではありません。
料理だったら、献立決定→妻、その間にお米を研いで、炊飯ジャーをセット→わたし、
調理全般→妻、食材切ったりテーブルふいたりご飯よそったり→わたし
それで、食器の片づけと洗い物はわたしがしています。
わたしは料理が得意じゃありませんが、米研いだり食器洗ったりするのはわりと好き。妻は料理をするのは、好きでも嫌いでもなさそうですが、洗い物は「めんどくさくって嫌」。
わたしが会社をやめてから、2か月ちょっとの間で、自然とそうなってきました。なんせ、わたしも妻も同じ研修生の身。
「ブログを書くのに忙しい」なんて、甘いことは言っていられません!(…たまに家事の負担を免除してもらっていますが)
洗濯物は、干す作業は一緒にやります。それで乾いた後、取り入れてたたむのは妻、決まった場所にしまうのはわたし。(急いでいるときは協力して一緒にやりますが)
妻が「たたむのはいいけど、しまうのが面倒なんだよね」と言うので、「なら、しまうのはやるよ」となりました。
料理も洗濯も2人でやると、そっこーで終わります。農作業も、家事も、
2人でやると効率いいです。
家族でやる農業って、なかなかいいんじゃないかな~という気がしています。
まだ研修生の身分なので、「気がしている」だけですが😂